Nintendo SwitchからNintendo Switch 2へ買い替えるとき、「全部のデータではなく、自分のデータだけ移したい」と考える人も多いでしょう。
Switch 2でデータ移行を個別に行うことは可能で、移したい内容に応じて「セーブデータの引っ越し」「ユーザーの引っ越し」「セーブデータお預かり」などを使い分けます。
一方で、Switch 2の初回設定時に利用できる「まるごと転送」は、基本的に旧Switchに登録されている複数ユーザーをまとめて移すため、特定のユーザーだけを選んで移したい場合には向きません。
大切なのは、セーブデータだけを移したいのか、ユーザー情報も含めて移したいのか、旧Switchでも引き続き遊びたいのかを先に決めることです。
ここでは、Switch 2へ必要なデータだけを移す方法から、まるごと転送との違い、家族で1台のSwitchを共有している場合の考え方まで整理します。
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Switch 2でデータ移行を個別にする方法は?
結論からいうと、Switch 2には必要なデータだけを選んで移す方法があります。
特定ユーザーのゲーム進行状況だけを移したいなら「セーブデータの引っ越し」が中心となり、ユーザーそのものを別本体へ移す場合は「ユーザーの引っ越し」が候補です。
Nintendo Switch Onlineの対象ソフトであれば「セーブデータお預かり」を利用して、クラウド上のバックアップをSwitch 2にダウンロードする方法もあります。
反対に「まるごと転送」はSwitch 2の初回設定時に旧Switch全体をまとめて引き継ぎたい場合に適した方法です。
セーブデータだけ移せる
ゲームの続きだけをSwitch 2へ持っていきたい場合は、「セーブデータの引っ越し」を利用できます。
この方法なら旧Switchに入っている別の家族のユーザーまで一緒に移す必要はなく、対象となるユーザーのセーブデータを選んで移行できます。
2026年9月時点の本体機能では、複数のセーブデータを選択して一度に引っ越すことも可能になっています。
- 特定ユーザーだけ対象にできる
- 複数ソフトを選択可能
- 両方の本体が必要
- インターネット接続が必要
- 同じニンテンドーアカウントを使用
ユーザー単位でも移せる
セーブデータだけではなく、ユーザー情報ごと新しい本体へ移したい場合には「ユーザーの引っ越し」という方法もあります。
ユーザーの引っ越しでは、ユーザー設定や連携しているニンテンドーアカウント、そのユーザーにひも付いたセーブデータなどをまとめて移せます。
家族で旧Switchを共有していて、自分だけSwitch 2へ移るようなケースでは検討しやすい方法です。
ただし、本体単位で保存されているセーブデータなど、一緒に移動できないデータもあります。
クラウドから復元できる
Nintendo Switch Onlineに加入していて対象ソフトの「セーブデータお預かり」を利用している場合は、クラウド上のバックアップをSwitch 2へダウンロードできます。
この方法では、旧Switchからセーブデータそのものを削除して移動するのではなく、保存されているバックアップを別の本体で利用できる点が特徴です。
旧SwitchとSwitch 2を併用したい人にとっては便利ですが、すべてのゲームがセーブデータお預かりに対応しているわけではありません。
| 方法 | 主な用途 | 旧本体 |
|---|---|---|
| セーブデータの引っ越し | ゲーム進行を移動 | 移したデータは消える |
| セーブデータお預かり | クラウドから復元 | 基本的に残せる |
| ユーザーの引っ越し | ユーザー単位で移動 | 対象ユーザーが移動 |
| まるごと転送 | 本体全体を引き継ぐ | 方式により異なる |
まるごと転送は全ユーザーが対象
旧Switchに複数のユーザーが登録されている場合、まるごと転送では原則としてすべてのユーザーをまとめてSwitch 2へ転送します。
そのため、「父親のユーザーだけ」「子どものユーザーだけ」といった形で対象ユーザーそのものを選び分ける用途には適していません。
特定ユーザーのセーブデータだけをSwitch 2へ持っていきたい場合には、まるごと転送ではなく個別の引っ越し機能を利用するのが分かりやすいでしょう。
旧Switchを残すなら方法を選ぶ
旧Switchも家族用として使い続ける予定なら、何でもまるごと転送すればよいとは限りません。
たとえば自分だけSwitch 2へ移り、家族はこれまでのSwitchを使い続ける場合、必要なユーザーやセーブデータだけを移したほうが本体ごとの役割を整理しやすくなります。
ただし「セーブデータの引っ越し」はコピーではなく移動となるため、引っ越したセーブデータは原則として元の本体からなくなる点に注意が必要です。
ダウンロードソフトは考え方が違う
ダウンロードソフトの購入情報は、基本的にニンテンドーアカウント側で管理されるため、セーブデータとは別に考える必要があります。
同じニンテンドーアカウントをSwitch 2で利用すれば、購入済みソフトを利用できる環境を整えられますが、現在はバーチャルゲームカードなどの仕組みも関係します。
「ソフトを移すこと」と「ゲームの続きであるセーブデータを移すこと」は同じ操作ではないため、混同しないようにしましょう。
一部ソフトは専用の扱いになる
すべてのゲームが一般的なセーブデータの引っ越しと同じ仕組みで移せるわけではありません。
本体単位で共有するタイプのセーブデータや、タイトル独自の移行方法が用意されているゲームでは通常とは異なる対応が必要になることがあります。
代表例が「あつまれ どうぶつの森」で、通常の個人セーブデータとは異なり島のデータを本体単位で扱うため、移行方法を事前に確認しておくことが重要です。
個別にセーブデータを移す手順
特定のゲームだけSwitch 2へ移したい場合は、本体設定にある「セーブデータの引っ越し」を使う方法が基本です。
操作自体は難しくありませんが、引っ越し元と引っ越し先の両方に同じニンテンドーアカウントを連携しておく必要があります。
また、両方の本体を手元に置き、インターネットへ接続できる状態にしておきましょう。
事前準備
引っ越しを始める前に、旧SwitchとSwitch 2のシステムを最新の状態にしておくとスムーズです。
移したいセーブデータを使用しているユーザーについて、両方の本体で同じニンテンドーアカウントを使用できるように準備します。
作業中に電源が切れないよう、必要に応じてACアダプターも接続しておきましょう。
- 旧Switchを用意
- Switch 2を用意
- 本体を最新版へ更新
- インターネットへ接続
- 同じアカウントを確認
本体設定から操作
両方の本体でHOMEメニューから「設定」を開き、「データ管理」から「セーブデータの引っ越し」へ進みます。
旧Switch側ではセーブデータを送る側、Switch 2側では受け取る側として操作し、画面の案内に従って進めます。
対象となるユーザーとゲームを間違えないよう、実行前に表示内容を確認してください。
| 本体 | 操作 |
|---|---|
| 旧Switch | 設定を開く |
| 旧Switch | データ管理を選ぶ |
| 両方 | セーブデータの引っ越しへ進む |
| 旧Switch | 送る側を選択 |
| Switch 2 | 受け取る側を選択 |
移行後を確認
データ移行が完了したら、Switch 2で対象ゲームを起動して以前の続きから遊べるか確認しましょう。
セーブデータの引っ越しでは元の本体から対象データがなくなるため、「旧Switchにも同じセーブデータを残しておきたかった」という状態にならないよう注意が必要です。
両方の本体で同じ続きを遊びたい場合には、そのゲームがセーブデータお預かりに対応しているかも確認するとよいでしょう。
まるごと転送との違いを理解しよう
Switch 2への移行方法で迷いやすいのが、「まるごと転送」と個別の引っ越し機能の違いです。
まるごと転送は、旧Switchの利用環境を新しいSwitch 2へまとめて引き継ぎたい場合に便利な仕組みです。
一方、個別移行は家族のデータを旧Switchに残したい場合や、一部のゲームだけSwitch 2へ持っていきたい場合に適しています。
対象範囲が違う
まるごと転送では、セーブデータだけでなくユーザーや各種設定、画面写真や動画など幅広いデータが転送対象になります。
複数ユーザーが登録されている旧Switchから一括で環境を移せるため、基本的には「Switchを買い替えて、そのままSwitch 2へ乗り換える」という人向けです。
特定のユーザーやゲームだけを移したい場合には個別移行のほうが目的に合います。
| 比較項目 | まるごと転送 | 個別移行 |
|---|---|---|
| ユーザー | まとめて転送 | 対象を絞れる |
| セーブデータ | まとめて転送 | 選択可能 |
| 本体設定 | 一部引き継ぎ | 基本対象外 |
| 画面写真・動画 | 転送対象あり | 通常は対象外 |
| 向く用途 | 本体の買い替え | 部分的な移行 |
使えるタイミングが違う
Switch 2の「まるごと転送」は、基本的にSwitch 2の初回設定中に利用する機能です。
初回設定を完了してHOMEメニューまで進んだあとに「やっぱりまるごと転送したい」と思っても、通常の設定画面から後付けで開始する機能ではありません。
反対にセーブデータの引っ越しは、Switch 2を使い始めたあとでも必要になった時点で利用できます。
- 初回設定中ならまるごと転送
- 設定後なら個別移行が便利
- 一部ゲームだけなら個別移行
- 家族データを残すなら個別移行
旧本体への影響が違う
ローカル通信によるまるごと転送では、旧Switchにも多くのデータを残しながらSwitch 2へコピーできる仕組みになっています。
ただし、一部のセーブデータは転送後に旧Switch側から削除される場合があるため、すべてが完全な複製になるとは限りません。
また、Switch 2を購入する前にサーバーへデータを送る方式では、送信後に旧Switchが初期化されるため、ローカル通信方式との違いを理解したうえで選ぶ必要があります。
移したいデータ別に方法を選ぼう
Switch 2へ移行するときは、「何を移したいか」を整理すると適切な方法を判断しやすくなります。
セーブデータ、ユーザー、購入済みソフト、画面写真などは管理方法が異なり、すべて同じ操作で個別移行できるわけではありません。
必要なデータごとに役割を分けて考えることで、不要なデータまで移してしまう事態を防げます。
ゲームの続きを移す
特定タイトルの続きからSwitch 2で遊びたいだけなら、まずセーブデータの引っ越しを検討しましょう。
現在は複数のセーブデータを選択して一度に引っ越せるため、対象ソフトが多い場合でも1タイトルずつ最初から操作を繰り返す負担を抑えられます。
セーブデータお預かりに対応しているタイトルなら、クラウド経由でSwitch 2へダウンロードする方法も選べます。
- 1本だけ移行
- 複数本を選択
- クラウドから復元
- ユーザー単位で管理
ユーザーを移す
旧Switchで使用していた自分のユーザーそのものをSwitch 2へ移したい場合は、ユーザーの引っ越しを検討します。
ユーザーに関連する設定やフレンド、プレイ記録なども対象となるため、単なるゲームデータの移動より広い範囲を扱えます。
家族のユーザーを旧Switchへ残したまま自分だけ新しい本体へ移るような場合に使いやすい方法です。
| 移したいもの | 候補となる方法 |
|---|---|
| 特定ゲームの進行状況 | セーブデータの引っ越し |
| 自分のユーザー一式 | ユーザーの引っ越し |
| クラウド対応ゲーム | セーブデータお預かり |
| 旧Switch全体 | まるごと転送 |
写真や動画を残す
ゲームの画面写真や動画については、セーブデータの引っ越しとは別のデータとして扱われます。
セーブデータだけを個別に移行しても、旧Switchに保存されている画面写真や動画まで自動的についてくるわけではありません。
思い出として残したい画像が大量にある場合には、まるごと転送の対象を確認するか、必要な写真を別途保存してから移行作業を進めましょう。
家族で旧Switchを使い続ける場合の注意点
家族で1台のSwitchを共有していた家庭では、Switch 2を購入したあとも旧Switchを子ども用や家族用として残すケースがあります。
このような使い方では、全データを一括で動かすより、誰がどの本体を使うのかを決めてから個別移行するほうが管理しやすいことがあります。
特にセーブデータとダウンロードソフトの利用権は別々に管理されるため、移行後の遊び方まで考えて設定しましょう。
ユーザーごとに本体を決める
まず「誰が旧Switchを使い、誰がSwitch 2を使うか」を整理しましょう。
自分だけSwitch 2へ移るのであれば、自分のセーブデータやユーザーだけを移し、ほかの家族の環境を旧Switchへ残す方法が分かりやすくなります。
家族全員がSwitch 2へ乗り換えるのであれば、まるごと転送を使ったほうが作業量を減らせる場合があります。
- Switch 2を使う人
- 旧Switchを使う人
- 共有するゲーム
- 移したいセーブデータ
- 残したいセーブデータ
セーブデータの上書きに注意
セーブデータを引っ越す際、移行先に同じゲームのセーブデータがすでに存在する場合には注意が必要です。
同じユーザーで新しくゲームを始めてから古いセーブデータを移すと、Switch 2側のデータが上書きされるケースがあります。
新しい本体で先に何時間も遊び始めるより、必要なセーブデータの移行を済ませてからゲームを開始するほうが安全です。
| 状況 | 確認すること |
|---|---|
| Switch 2で未プレイ | そのまま移行しやすい |
| すでにプレイ済み | 上書きを確認 |
| 旧本体も使用 | 移動後のデータ有無 |
| 家族で共有 | ユーザーを再確認 |
購入ソフトも確認する
セーブデータをSwitch 2へ移しただけでは、必ずしもそのゲームをすぐ起動できるとは限りません。
パッケージ版ならゲームカードを使用し、ダウンロード版なら購入したニンテンドーアカウントやバーチャルゲームカードの状態を確認する必要があります。
家族間でダウンロードソフトを共有している場合は、旧SwitchとSwitch 2のどちらで誰が遊ぶのかまで考えて設定すると混乱を防ぎやすくなります。
個別移行で困ったときに確認したいこと
セーブデータの引っ越しが表示されない、対象データを選べない、エラーになって進めない場合でも、必ずしもデータが消えているとは限りません。
アカウントや本体更新、ゲームごとの保存方式など、いくつかの条件を確認することで解決できる場合があります。
操作を何度も繰り返す前に、基本条件を順番に確認してみましょう。
アカウントを確認
セーブデータを引っ越すには、引っ越し元と引っ越し先で対象ユーザーに同じニンテンドーアカウントを連携しておく必要があります。
家族で複数アカウントを利用している場合は、似たユーザー名やアイコンを選び間違えていないか確認してください。
特にSwitch 2を購入した直後に新しいユーザーを作成した場合は、旧Switchで使っていたアカウントとの関係を確認してから移行すると安心です。
- メールアドレスを確認
- ニンテンドーアカウントを確認
- 対象ユーザーを確認
- 本体をインターネット接続
ソフトの対応状況を確認
ゲームによっては一般的なセーブデータお預かりに対応していない場合があります。
ただし、クラウドバックアップ非対応だからといって、Switch 2へデータを移せないとは限らず、本体機能のセーブデータの引っ越しを利用できるタイトルもあります。
一方で、本体全体で共有されるタイプのデータなど、通常の引っ越しでは扱えないケースもあります。
| 状態 | 検討する方法 |
|---|---|
| クラウド対応 | セーブデータお預かり |
| クラウド非対応 | セーブデータの引っ越し |
| 本体共有型データ | タイトル専用方法を確認 |
| すべて移したい | まるごと転送 |
初回設定後でも慌てない
Switch 2の初回設定でまるごと転送を選ばずに進めてしまっても、必要なセーブデータまで完全に移せなくなるわけではありません。
初回設定後はセーブデータの引っ越しやセーブデータお預かりなどを利用して、必要なゲームのデータを個別に移せます。
家族のデータをすべて移したい場合には初回設定中のまるごと転送が便利ですが、自分のゲームだけを移すのであれば個別移行で目的を達成できるケースは多いでしょう。
必要なデータだけ選べばSwitch 2への移行は難しくない
Switch 2へすべてのデータを移したくない場合でも、セーブデータの引っ越しやユーザーの引っ越しを使えば、目的に合わせて個別に移行できます。
特定ゲームの続きを移したいだけならセーブデータの引っ越し、ユーザー情報ごと移したいならユーザーの引っ越し、クラウド対応ゲームならセーブデータお預かりを検討すると分かりやすいでしょう。
一方、旧Switchから家族全員のデータや設定をまとめて引き継ぐなら、Switch 2の初回設定時に利用できるまるごと転送が便利です。
特に家族で旧Switchを使い続ける場合は、誰のデータをどちらの本体に置くのかを決めてから作業すると、不要な移行やセーブデータの上書きを避けやすくなります。
「全部移すか何も移せないか」の二択ではないため、自分の利用状況に合った方法を選んでSwitch 2への移行を進めましょう。
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