Switchのアカウント削除をしたいと考えていても、実際には「本体のユーザーを消したい」「ニンテンドーアカウントそのものを消したい」「セーブデータだけ消したい」など、目的によって必要な操作が異なります。
特に注意したいのは、Switch本体からユーザーを消去する操作と、ニンテンドーアカウントそのものを削除する操作はまったく別だという点です。
本体のユーザーを消すと、その本体に保存されている対象ユーザーのセーブデータも消えるため、あとで遊ぶ可能性がある場合は慎重に判断する必要があります。
さらにニンテンドーアカウント自体を削除すると、購入したダウンロードソフトや残高などにも影響するため、単に本体から名前を消したいだけなら選ぶべき操作ではありません。
ここではSwitchのアカウントを削除すると何が起こるのかを整理し、目的に合った手順や削除前に確認したいポイントを順番に紹介します。
Switchのアカウント削除は何を消したいかで方法が変わる?
Switchで「アカウントを削除したい」と思ったときは、最初に何を削除したいのかを明確にすることが重要です。
Switch本体にはゲームを遊ぶための「ユーザー」があり、そのユーザーにオンラインサービスなどで使う「ニンテンドーアカウント」を連携させる仕組みになっています。
この2つは似ていますが別のものであり、削除方法も削除後の影響も大きく異なります。
目的を間違えると必要なセーブデータまで失う可能性があるため、まずは自分の状況がどれに当てはまるか確認しましょう。
本体ユーザーを消す場合
SwitchのHOMEメニューに表示されている自分や家族のアイコンを消したい場合は、ニンテンドーアカウントではなく本体の「ユーザー」を消去します。
ユーザーはSwitch本体ごとに登録されている情報なので、ある本体から消去しても、同じニンテンドーアカウントを使っている別のSwitch本体のユーザーまで一緒に消えるわけではありません。
ただし、対象ユーザーで作成された本体内のセーブデータはユーザー消去と同時に削除され、基本的に元へ戻すことはできません。
家族の使わなくなったユーザーを整理する場合でも、過去に遊んだゲームのデータが残っていないか先に確認するのがおすすめです。
ニンテンドーアカウントを消す場合
任天堂のサービス全体で使っているアカウントそのものをなくしたい場合は、ニンテンドーアカウントの削除手続きが必要です。
この手続きはSwitch本体の設定画面ではなく、スマートフォンやパソコンからニンテンドーアカウントのウェブサイトへログインして行います。
ニンテンドーアカウントを削除すると、そのアカウントで購入した商品や未使用残高、各種オンライン機能などが利用できなくなるため、本体のユーザー削除より影響範囲が広くなります。
Switchを使わなくなったという理由だけでニンテンドーアカウントまで削除する必要はないので、目的をよく確認してから手続きを進めましょう。
連携だけ外したい場合
Switchのユーザーからニンテンドーアカウントの連携だけを解除し、そのユーザーを未連携の状態へ戻したいと考える人もいるでしょう。
しかし、一度ユーザーとニンテンドーアカウントを連携すると、通常の設定操作によって連携だけを解除したり、同じユーザーを別のニンテンドーアカウントへ変更したりすることはできません。
連携を解除するには、そのユーザー自体を消去するか、本体を初期化する方法が基本になります。
誤ったニンテンドーアカウントを連携した場合も単純な付け替えはできないため、新しいユーザーの作成なども含めて対応を考える必要があります。
セーブデータだけ消したい場合
ゲームを最初からやり直したいなどの理由でセーブデータだけを消したいなら、ユーザーやニンテンドーアカウントまで削除する必要はありません。
HOMEメニューの「設定」から「データ管理」を開き、「セーブデータの消去」を選ぶことで、ゲームごとに対象となるセーブデータを選択できます。
ユーザーを丸ごと削除する場合と違い、必要なゲームのデータだけを選べるため、ほかのゲームのセーブデータを残したまま整理できます。
消したセーブデータは基本的に元へ戻せないため、対象となるゲーム名やユーザーを十分に確認してから実行しましょう。
売却や譲渡をする場合
Switch本体を中古ショップへ売ったり家族以外の人へ譲ったりする場合は、一つのユーザーだけを消すのではなく、本体の初期化を行うのが基本です。
本体を初期化すると、ユーザー情報だけでなくセーブデータや各種設定など、本体に保存されている情報がまとめて削除されます。
ニンテンドーアカウントそのものが削除されるわけではないため、購入済み商品などを引き続き利用する予定ならアカウント自体を削除する必要はありません。
新しいSwitchへ買い替える場合は、必要なユーザーやセーブデータの移行を済ませてから旧本体を初期化することが重要です。
子どもアカウントの場合
子どもアカウントは、通常のニンテンドーアカウントと削除方法が異なります。
子どもアカウント本人が自分自身で削除するのではなく、同じファミリーグループに所属する管理者または保護者のニンテンドーアカウントから操作します。
本体上の子どものユーザーを消したいだけならSwitch側でユーザーを消去し、ニンテンドーアカウントとしての子どもアカウントまでなくしたい場合は管理者側から削除手続きを行います。
どちらを消したいのかを区別してから操作すれば、必要以上にアカウント情報を失うことを防げます。
削除前に確認する項目
ユーザーの削除は短時間で行えますが、実行してからセーブデータの存在に気づいても遅いため、事前確認が重要です。
特に長期間遊んでいたゲームや購入済みのダウンロードソフトがあるユーザーは、削除前に次の点を確認しておきましょう。
- 残したいセーブデータがないか
- 購入したダウンロードソフトがないか
- 連携中のニンテンドーアカウントはどれか
- Nintendo Switch Onlineを利用しているか
- ほかのSwitchへ移行する予定がないか
- 売却前の削除なのか単なる整理なのか
「使っていないユーザーだから消しても大丈夫」と判断する前に、そのユーザーが購入者になっているソフトや保存データまで確認すると安心です。
目的別の選び方
Switchのアカウント削除で迷った場合は、何をなくしたいのかを基準に操作方法を選ぶと判断しやすくなります。
次の表を確認すれば、ユーザー削除やアカウント削除を必要以上に実行することを避けられます。
| 目的 | 主な操作 | 注意点 |
|---|---|---|
| 本体からユーザーを消す | ユーザーの消去 | 対象ユーザーのセーブデータも消える |
| ゲームデータだけ消す | セーブデータの消去 | ユーザーは残る |
| 本体を売る | 本体の初期化 | 必要なデータを先に移行 |
| アカウント自体を廃止 | ニンテンドーアカウント削除 | 購入商品などへ影響 |
| 連携先を変更 | 新規ユーザーなどを検討 | 単純な付け替えは不可 |
| 子どもアカウントを廃止 | 管理者から削除 | 保護者側で操作 |
単にSwitch本体を整理したいだけなら、ニンテンドーアカウントそのものを削除する必要がないケースがほとんどです。
Switch本体のユーザーを削除する手順
Switch本体から不要なユーザーを削除する場合は、本体の設定画面から操作できます。
操作自体は難しくありませんが、ユーザーを消すと対象ユーザーのセーブデータも一緒に削除される点が最大の注意点です。
また、ユーザーが1人しか登録されていない本体では、その唯一のユーザーを通常の方法で消去することはできません。
削除を始める前に、残しておきたいゲームデータがないことを確認してください。
操作手順
Switchのユーザーを削除するときは、削除したいユーザーが登録されている本体を操作します。
ニンテンドーアカウントを連携しているユーザーを消去する場合は、インターネットへ接続した状態で進めるのが基本です。
- HOMEメニューで「設定」を開く
- 「ユーザー」を選ぶ
- 削除対象のユーザーを選ぶ
- 「ユーザーの消去」を選ぶ
- 注意事項を確認する
- 同意欄にチェックする
- 「このユーザーを消去する」を選ぶ
みまもり設定が有効になっている本体では、途中で暗証番号の入力を求められる場合があります。
最後の確定操作をする前に、画面に表示されているユーザー名が本当に削除したいユーザーか確認しましょう。
削除後に消えるもの
ユーザー削除では、アイコンやニックネームだけではなく、そのユーザーにひも付いて本体へ保存されているデータにも影響します。
特にセーブデータについては、あとから同じニンテンドーアカウントを連携し直せば必ず元へ戻るというものではありません。
| 項目 | ユーザー削除後 |
|---|---|
| ユーザーアイコン | 本体から消える |
| ニックネーム | 本体から消える |
| 本体内のセーブデータ | 対象ユーザー分が消える |
| ニンテンドーアカウント自体 | 消えない |
| 別のSwitchの同一ユーザー | 連動して消えない |
| 購入履歴 | アカウント側に残る |
つまり、本体からユーザーを削除する操作と任天堂のアカウントそのものを退会する操作は別物です。
一時的に本体から使わないユーザーを消したいだけなら、ニンテンドーアカウントまで削除しないようにしましょう。
削除できないケース
本体にユーザーが1人しか登録されていない場合は、その唯一のユーザーを「ユーザーの消去」から削除することはできません。
本体を他人へ譲るために唯一のユーザーも含めて情報をなくしたい場合は、本体の初期化を検討します。
また、ニンテンドーアカウントと連携しているユーザーを削除するときに通信できない場合は、インターネット接続を確認してください。
削除ボタンが見つからない場合は、「マイページ」ではなくHOMEメニューの「設定」から「ユーザー」を開いているかを確認すると見つけやすくなります。
ニンテンドーアカウント自体を削除する手順
Switch本体からユーザーを消すのではなく、ニンテンドーアカウントそのものを廃止したい場合はウェブ上で手続きを行います。
この操作は購入済みコンテンツや未使用残高などにも関係するため、本体ユーザーの整理より慎重な判断が必要です。
Switchを売却するだけなら、本体を初期化すればよく、ニンテンドーアカウント自体の削除まで行う必要はありません。
今後も別のNintendo Switchや任天堂のサービスを利用する可能性があるなら、アカウントを残しておく選択肢も考えましょう。
Webでの操作
ニンテンドーアカウントそのものの削除は、Switch本体からではなくスマートフォンまたはパソコンで行います。
削除したいニンテンドーアカウントへログインし、アカウント設定から手続きを進めます。
- ニンテンドーアカウントへログイン
- 「プライバシー」を開く
- 「アカウント削除」を選ぶ
- 注意事項を読む
- 削除を申し込む
Switch本体の「設定」にアカウントそのものを削除する項目が見当たらないのは、ウェブサイト側で行う手続きだからです。
ログインできない状態で慌てて別の操作をするより、まず登録メールアドレスやログイン情報を確認しましょう。
削除で使えなくなるもの
ニンテンドーアカウントを削除すると、単にプロフィールが消えるだけではなく、そのアカウントに関連する各種サービスを利用できなくなります。
購入額が大きいアカウントほど影響も大きくなるため、残高や購入履歴を確認してから判断することが重要です。
| 項目 | アカウント削除の影響 |
|---|---|
| 未使用残高 | 利用できなくなる |
| 購入済みソフト | 利用できなくなる |
| 購入済みアイテム | 利用できなくなる |
| 各種利用券 | 利用できなくなる |
| マイニンテンドーポイント | 利用できなくなる |
| フレンド関連データ | 利用できなくなる |
| オンラインバックアップ | 利用できなくなる |
ニンテンドーアカウントに複数の購入商品がひも付いている場合は、本体ユーザーを整理するだけの目的でアカウント削除を選ばないようにしましょう。
特に家族で共有している本体では、誰のアカウントがどのソフトを購入したのかも確認しておくことが大切です。
30日以内の再開
ニンテンドーアカウントは削除を申し込んだ瞬間に完全消去される仕組みではなく、削除申請後30日間は再開できる期間があります。
削除申請中に気が変わった場合は、対象となるニンテンドーアカウントを再開する手続きを行うことができます。
ただし、30日を経過すると再開できなくなるため、「あとで戻せばよい」と考えて放置しないようにしてください。
再開期間を短縮したり延長したりすることもできないため、本当に不要なアカウントなのかを申請前に確認するのが安全です。
削除前に知っておきたいデータへの影響
Switchのアカウント削除で最もトラブルになりやすいのが、セーブデータや購入済みソフトへの影響を十分に確認しないまま操作してしまうケースです。
ユーザー、セーブデータ、ダウンロードソフトの購入情報は、それぞれ保存されている場所や管理方法が異なります。
そのため「ユーザーを作り直せば全部元通りになる」と考えるのは避けたほうがよいでしょう。
削除する前に何が残り、何が失われる可能性があるのかを分けて確認しておくことが重要です。
セーブデータ
Switchのセーブデータは、基本的に本体保存メモリーへ保存され、ゲームカードやmicroSDカードへ保存される仕組みではありません。
ユーザーを消去すると、そのユーザーが本体内に保存していたセーブデータも対象になるため、長時間遊んだゲームがある場合は特に注意が必要です。
| 操作 | セーブデータへの影響 |
|---|---|
| ユーザー消去 | 対象ユーザー分が消える |
| セーブデータだけ消去 | 選んだデータが消える |
| ソフトの消去 | 通常はセーブデータが残る |
| 本体の初期化 | 本体内のデータが消える |
| 別ユーザーの削除 | 基本的に自分のデータは残る |
Nintendo Switch Onlineのセーブデータお預かりに対応しているソフトであればバックアップが利用できる場合がありますが、すべてのゲームが同じ仕組みに対応しているわけではありません。
大切なデータがある場合は、ユーザー削除を実行する前に対象ソフトの保存方法や移行方法まで確認しましょう。
購入済みソフト
ダウンロードソフトなどの購入情報は、基本的に購入したニンテンドーアカウントと関連しています。
本体のユーザーを消去してもニンテンドーアカウントそのものがなくなるわけではありませんが、その本体では購入コンテンツをそのまま利用できなくなる場合があります。
- どのアカウントで購入したか確認する
- 購入者ユーザーを安易に消さない
- バーチャルゲームカードの状態を確認する
- 別本体で使う予定を確認する
- 購入履歴と残高を確認する
消去したユーザーに連携していたニンテンドーアカウントを新しいユーザーへ連携し、購入したコンテンツを再び利用できる状態にする方法もあります。
ただし、ゲームの購入情報が戻っても以前の本体セーブデータまで自動的に復活するわけではない点は区別して考えましょう。
Nintendo Switch Online
本体のユーザーを消去しただけでは、連携していたニンテンドーアカウントそのものが削除されるわけではありません。
一方、ニンテンドーアカウントそのものを削除した場合は、そのアカウントで利用していたオンライン機能や関連データに大きな影響があります。
また、本体を初期化しただけではNintendo Switch Onlineの自動継続購入が停止されないため、本体を売却することとサービスを解約することは別の手続きとして考える必要があります。
今後Nintendo Switchを使わない場合でも、自動更新されるサービスが残っていないか確認しておくと不要な支払いを防げます。
目的別に削除以外の方法も使い分ける
Switchで困ったことが起きたときに、必ずしもアカウントやユーザーを削除する必要があるわけではありません。
ゲームを最初から遊びたい場合ならセーブデータだけを消す方法があり、本体を売る場合なら本体初期化のほうが目的に合っています。
アカウント削除は影響範囲が大きいため、ほかの方法で目的を達成できないかを先に検討するのがおすすめです。
特に買い替えや家族内でのユーザー整理では、削除より移行を優先したほうがよいケースがあります。
アカウントを間違えて連携した場合
誤って別のニンテンドーアカウントをSwitchのユーザーへ連携してしまっても、そのユーザーからアカウントだけを解除して別のアカウントへ差し替えることはできません。
一度連携したユーザーでは連携先のニンテンドーアカウントを通常操作で変更できないため、状況に応じて新しいユーザーの作成などを検討します。
| 状況 | 対応の考え方 |
|---|---|
| 間違ったアカウントを連携 | 新規ユーザーを検討 |
| 連携だけ解除したい | 単独解除は不可 |
| 別アカウントへ変更したい | 同じユーザーでは不可 |
| ユーザーが不要 | ユーザー消去を検討 |
| 本体自体を手放す | 本体初期化を検討 |
ユーザーを消去して作り直す場合は、既存ユーザーのセーブデータが消える可能性があるため、ゲームデータを残す必要がないか必ず確認してください。
アカウントを付け替えたいだけなのに大切なセーブデータまで失うことがないよう、削除操作を最後の手段として考えると安全です。
売却や譲渡をする場合
Switchを売却したり他人へ譲渡したりする場合は、自分のユーザーだけを消して終わりにするのではなく、本体を初期化するのが基本です。
個人情報や各種設定を残さないためにも、必要なデータを別の本体へ移したあとで初期化しましょう。
- 必要なセーブデータを確認する
- 新しい本体への移行を済ませる
- microSDカードを抜く
- インターネットへ接続する
- 本体を初期化する
- 初期設定画面になったことを確認する
購入済みダウンロードソフトを今後も使うのであれば、ニンテンドーアカウントそのものは削除せず、新しい本体でも同じアカウントを利用できるよう残しておきます。
売却とアカウント退会を同じ手続きだと考えず、本体から個人情報を消す操作とオンラインアカウントを削除する操作を分けて考えましょう。
子どもアカウント
子どもがSwitchを使わなくなった場合も、本体上のユーザーを削除するだけでよいのか、子どもアカウント自体をなくしたいのかによって操作が異なります。
ニンテンドーアカウントとして登録されている子どもアカウントを削除する場合は、ファミリーグループの管理者または保護者になっているアカウントから操作します。
子どもアカウント本人から削除することはできないため、管理者側のニンテンドーアカウントへログインしてファミリーグループを確認してください。
子どもアカウントも削除申請後30日以内であれば再開できる場合がありますが、30日を過ぎると戻せなくなるため慎重に判断しましょう。
Switchを買い替えるなら削除より先にデータを移そう
古いSwitchから新しいSwitchへ買い替える場合は、古い本体のユーザーを最初に削除するのではなく、必要なデータを移してから整理することが重要です。
ユーザーを先に削除すると、そのユーザーの本体内セーブデータまで失う可能性があるため、買い替え時は操作の順番が特に大切になります。
新しい本体で遊べることを確認してから古い本体を初期化すれば、データを失うリスクを抑えながら安全に移行できます。
ここでは買い替え時に間違えやすいポイントを整理します。
ユーザーの引っ越し
従来のNintendo Switchファミリー間でユーザーや対応するセーブデータを移したい場合は、ユーザーの引っ越し機能を利用できるケースがあります。
引っ越し元と引っ越し先の本体を用意し、それぞれをインターネットへ接続したうえで手続きを進めます。
- 移行するユーザーを確認する
- ニンテンドーアカウント連携を確認する
- 本体をインターネットへ接続する
- 必要なセーブデータを確認する
- 新本体でデータを確認する
- 確認後に旧本体を初期化する
ソフトによっては一般的なユーザー引っ越しとは異なる移行方法が用意されていることもあるため、特に長期間遊んでいるタイトルは個別に確認すると安心です。
古い本体を売却する予定でも、移行完了を確認するまではユーザー削除や本体初期化をしないほうが安全です。
初期化との違い
ユーザー削除は選んだユーザーを本体から消す操作ですが、本体の初期化は本体に保存されている情報をまとめて消して購入時に近い状態へ戻す操作です。
家族が引き続き同じ本体を使うなら特定ユーザーだけを消す方法が適していますが、本体そのものを他人へ渡すなら初期化が適しています。
| 比較項目 | ユーザー削除 | 本体初期化 |
|---|---|---|
| 対象 | 選択したユーザー | 本体全体 |
| 他ユーザー | 基本的に残る | 消える |
| 対象者のセーブ | 消える | 消える |
| 本体設定 | 残る | 消える |
| 売却時 | 不十分 | 推奨される |
| 家族内の整理 | 使いやすい | 通常は不要 |
初期化をしてもニンテンドーアカウントそのものが削除されるわけではないため、新しい本体などで同じアカウントを利用できます。
本体を手放すために個人情報を消したいだけなら、アカウント自体を退会する必要はありません。
最後に初期化する
買い替え時に安全なのは、新しい本体への移行、新しい本体でのデータ確認、古い本体の初期化という順番です。
特にセーブデータはゲームによって移行方法が異なることがあるため、よく遊ぶタイトルほど新しい本体で実際に起動して確認すると安心です。
古い本体を初期化すると本体内のユーザー情報やセーブデータなどが消えるため、初期化後に移行漏れへ気づいても取り戻せない可能性があります。
「新しいSwitchを買ったから古いユーザーをすぐ削除する」のではなく、データ移行が完了したことを確認してから古い本体を整理しましょう。
Switchのアカウントは削除対象を確認してから操作しよう
Switchのアカウント削除で最も重要なのは、「本体のユーザー」と「ニンテンドーアカウント」は別物だと理解することです。
本体から不要なユーザーを消したい場合は「設定」からユーザーを消去しますが、そのユーザーの本体内セーブデータも一緒に消えるため注意が必要です。
ゲームを最初から遊びたいだけならセーブデータだけを削除し、本体を売却するならユーザー単体の削除ではなく本体初期化を選ぶなど、目的に応じて操作を使い分けましょう。
ニンテンドーアカウントそのものを削除すると購入済みコンテンツや残高、オンライン機能などへの影響が大きいため、単なる本体整理のために削除する必要はありません。
一度連携したユーザーからニンテンドーアカウントだけを通常操作で解除したり別アカウントへ付け替えたりすることもできないため、連携ミスの場合はセーブデータへの影響を確認してから対応方法を決めることが大切です。
買い替えの場合は削除を急がず、必要なユーザーやセーブデータを新しい本体へ移し、正常に遊べることを確認したあとで古いSwitchを初期化すると安全です。
何を消したいのかを最初にはっきりさせれば、必要なデータや購入済みソフトを失うリスクを抑えながらSwitchを整理できます。
