Switchでポケモンの過去作をプレイしたいと思っても、初代から最新世代まで歴代作品がすべて配信されているわけではありません。
2026年9月時点では、2004年のゲームボーイアドバンス作品『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』がNintendo Switch向けに復刻され、昔ながらの本編を遊べる選択肢が以前より増えています。
一方で、『赤・緑・青・ピカチュウ』『金・銀・クリスタル』『ルビー・サファイア・エメラルド』などは、原作そのものをNintendo Switch Onlineで自由に遊べる状態にはなっていません。
ただし、初代や『ダイヤモンド・パール』にはSwitch向けリメイクがあり、原作に近い地方や物語を現行機で体験することは可能です。
ここでは、Switchでプレイできるポケモンの過去作、遊べない作品、Nintendo Switch Onlineの対応状況、リメイクで代用する方法まで整理します。
Switch本体とゲームカードがしっかり収納
Switchでポケモンの過去作はどこまでプレイできる?
結論からいうと、Nintendo Switchだけで歴代のポケモン本編をすべてプレイすることはできません。
2026年9月時点で特に大きな変化となっているのが、『ファイアレッド・リーフグリーン』がSwitch用ダウンロードソフトとして配信されていることです。
そのほかの古い世代は、Switch向けリメイクを利用できる作品と、旧ハードが必要な作品に分かれます。
ファイアレッド・リーフグリーン
『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』は、2026年2月27日からNintendo Switch向けダウンロードソフトとして配信されており、Switchで昔の本編をそのままに近い形で遊びたい人にとって重要な作品です。
もともとは2004年にゲームボーイアドバンス向けに発売された『赤・緑』のリメイクで、カントー地方だけでなく原作『赤・緑』にはなかったナナシマも冒険できます。
Switch版は過去に発売された同名ソフトを再現した作品で、各2,000円で販売されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原作ハード | ゲームボーイアドバンス |
| Switch版配信日 | 2026年2月27日 |
| 価格 | 各2,000円 |
| 舞台 | カントー地方・ナナシマ |
| Switch対応 | 対応 |
赤・緑・青・ピカチュウ
ゲームボーイ版の『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』そのものは、2026年9月時点でSwitchのゲームボーイ Nintendo Classicsに収録されていません。
初代のドット絵や当時のゲームバランスまで含めて遊びたい場合は、Switchだけでは再現できない点に注意しましょう。
カントー地方をSwitchで楽しむ目的なら、『ファイアレッド・リーフグリーン』または『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』が現実的な候補になります。
- 赤・緑:Switchでは原作未配信
- 青:Switchでは原作未配信
- ピカチュウ:Switchでは原作未配信
- 代替候補:ファイアレッド・リーフグリーン
- 代替候補:Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ
金・銀・クリスタル
ジョウト地方が舞台となる『ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン』も、2026年9月時点ではSwitch向けに原作が配信されていません。
ゲームボーイ Nintendo Classicsが存在するため遊べそうに見えますが、サービスの存在とポケモン本編の収録状況は別に考える必要があります。
『金・銀』のリメイクである『ハートゴールド・ソウルシルバー』もNintendo DS作品であり、Switch版は現在ありません。
そのため、ジョウト地方の本編ストーリーを最初から最後までSwitchだけで体験する方法は現時点では用意されていません。
ルビー・サファイア・エメラルド
第3世代のホウエン地方を舞台とする『ルビー・サファイア・エメラルド』についても、Switchのゲームボーイアドバンス Nintendo Classicsには本編が収録されていません。
同じGBA世代の『ファイアレッド・リーフグリーン』がSwitch向けに発売されたため、ホウエン作品も遊べると思いやすいところですが、両者の配信状況は異なります。
『ルビー・サファイア』のリメイクである『オメガルビー・アルファサファイア』もニンテンドー3DS用ソフトであり、Switch版はありません。
| 作品 | Switchで原作をプレイ | Switch向けリメイク |
|---|---|---|
| ルビー | 不可 | なし |
| サファイア | 不可 | なし |
| エメラルド | 不可 | なし |
| オメガルビー | 不可 | 3DS作品 |
| アルファサファイア | 不可 | 3DS作品 |
ダイヤモンド・パール世代
ニンテンドーDS版『ダイヤモンド・パール』そのものをSwitchで起動することはできませんが、Switchにはリメイク版『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』があります。
原作のシンオウ地方やストーリーをベースに再構築されているため、「昔遊んだダイヤモンド・パールをもう一度体験したい」という人には最も分かりやすい選択肢です。
一方で、追加要素を盛り込んだDS版『プラチナ』そのものはSwitchに移植されていないため、プラチナ独自の内容まで完全に再現できるわけではありません。
- ダイヤモンド:原作は不可
- パール:原作は不可
- プラチナ:Switch版なし
- 代替候補:ブリリアントダイヤモンド
- 代替候補:シャイニングパール
ブラック・ホワイト世代
『ブラック・ホワイト』および『ブラック2・ホワイト2』はNintendo DS向けに発売された作品で、2026年9月時点ではNintendo Switch版がありません。
特に『ブラック2・ホワイト2』は前作から時間が経過したイッシュ地方を描く直接的な続編であるため、現在のSwitch作品で完全に置き換えられるタイトルもありません。
イッシュ地方の本編を遊びたい場合は、現状ではDSまたは3DS系本体と当時のソフトを使う方法が中心となります。
X・Y以降の3DS作品
『X・Y』『オメガルビー・アルファサファイア』『サン・ムーン』『ウルトラサン・ウルトラムーン』はいずれもニンテンドー3DS世代の作品で、Switchでは原作をプレイできません。
2025年発売の『Pokémon LEGENDS Z-A』は『X・Y』と同じカロス地方のミアレシティを舞台としますが、『X・Y』の移植やリメイクではない別作品です。
そのため、カロス地方に再び触れられる作品ではあるものの、『X・Y』のストーリーを遊び直したい人は別物として考える必要があります。
| 作品 | 元ハード | Switchで原作プレイ |
|---|---|---|
| X・Y | 3DS | 不可 |
| オメガルビー・アルファサファイア | 3DS | 不可 |
| サン・ムーン | 3DS | 不可 |
| ウルトラサン・ウルトラムーン | 3DS | 不可 |
Switchで昔のポケモンを遊ぶならリメイクも候補になる
原作そのものにこだわらなければ、Switchでは昔の地方や物語を現代向けに再構築した作品を選べます。
特にカントー地方とシンオウ地方はSwitchでアクセスしやすく、初めてポケモンを遊ぶ人にも向いています。
ただし、リメイクではシステムや演出が変更されることがあるため、原作と完全に同じ作品ではありません。
カントーならLet’s Go
『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』は、1998年にゲームボーイ向けに発売された『ポケットモンスター ピカチュウ』をベースに、遊び方やシナリオを再構築したSwitch作品です。
舞台は初代と同じカントー地方なので、マサラタウンから旅立ち、各地のジムを巡るという懐かしい流れをSwitchで楽しめます。
一方で、野生ポケモンの捕獲方法をはじめ原作から大きく変わった部分もあるため、ゲームボーイ版の完全移植を求める人には『ファイアレッド・リーフグリーン』のほうが向いています。
- 舞台:カントー地方
- ベース:ポケットモンスター ピカチュウ
- グラフィック:3D
- 捕獲方法:原作から変更
- 初心者:遊びやすい
シンオウならBDSP
『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、2006年発売のニンテンドーDS版『ダイヤモンド・パール』をSwitch向けにリメイクした作品です。
シンオウ地方の街や道路は原作のサイズ感を意識して再現されており、ストーリーも原作をベースとしているため、昔遊んだ人が懐かしさを感じやすい内容になっています。
『ダイヤモンド・パール』を遊び直したいもののDS本体を用意したくない人にとって、Switchでは最も手軽な方法です。
| 比較 | DS原作 | Switch版 |
|---|---|---|
| 作品 | ダイヤモンド・パール | BDSP |
| 舞台 | シンオウ地方 | シンオウ地方 |
| 映像 | DS世代 | Switch向け |
| 基本ストーリー | 原作 | 原作準拠 |
| プラチナの移植 | 別作品 | 該当しない |
シンオウの過去ならアルセウス
『Pokémon LEGENDS アルセウス』は『ダイヤモンド・パール』の単純なリメイクではありませんが、後にシンオウ地方と呼ばれることになるヒスイ地方を舞台としています。
ポケモン図鑑を完成させることが大きな目的となり、フィールド上で直接ポケモンにボールを投げるなど、本編シリーズとは異なるアクション性があります。
シンオウ地方の歴史やポケモンとの関わりを別の角度から楽しみたい人には、BDSPとあわせて遊ぶ価値があります。
- 舞台:ヒスイ地方
- 位置付け:過去のシンオウ
- 特徴:調査中心
- 捕獲:フィールド操作を重視
- リメイク:該当しない
Nintendo Switch Onlineだけで歴代本編は全部遊べる?
Nintendo Switch OnlineではゲームボーイやNINTENDO 64などの懐かしいタイトルを楽しめますが、ポケモン本編が世代順にすべて提供されているわけではありません。
特に「ゲームボーイ Nintendo Classicsがあるなら赤・緑や金・銀も遊べる」と思い込みやすいため注意が必要です。
加入前に、目的の作品が実際の配信ラインアップに含まれているかを確認することが重要です。
本編は限定的
2026年9月時点で、ゲームボーイ Nintendo Classicsには『赤・緑・青・ピカチュウ』や『金・銀・クリスタル』が収録されていません。
ゲームボーイアドバンス Nintendo Classicsについても、『ルビー・サファイア・エメラルド』がまとめて配信されている状態ではありません。
そのため、Nintendo Switch Onlineに加入するだけで第1世代から順番に本編をプレイできるわけではありません。
| 世代 | 代表作品 | Classicsで本編プレイ |
|---|---|---|
| 第1世代 | 赤・緑 | 不可 |
| 第2世代 | 金・銀 | 不可 |
| 第3世代 | ルビー・サファイア | 不可 |
| 第3世代 | ファイアレッド・リーフグリーン | 単体販売あり |
外伝作品は遊べる
本編の収録は限定的ですが、Nintendo Classicsでは昔のポケモン関連作品を複数楽しめます。
NINTENDO 64では『ポケモンスタジアム2』『ポケモンスタジアム金銀 クリスタルバージョン対応』『ポケモンスナップ』などがあり、本編とは違った懐かしさを味わえます。
ゲームボーイやゲームボーイアドバンスにもポケモン関連作品が提供されているため、外伝まで含めて探すと選択肢は広がります。
- ポケモンカードGB
- ポケモンスタジアム2
- ポケモンスタジアム金銀
- ポケモンスナップ
- ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊
追加パックが必要な作品もある
すべてのNintendo Classicsが通常のNintendo Switch Online料金だけで利用できるわけではありません。
ゲームボーイアドバンスやNINTENDO 64などを利用するには、Nintendo Switch Online + 追加パックへの加入が必要となる作品群があります。
遊びたいポケモンが外伝作品の場合でも、対象ハードによって必要な料金プランが変わるため、加入前に区分を確認しましょう。
| サービス | 主な対象 | 追加パック |
|---|---|---|
| ゲームボーイ Nintendo Classics | GB作品 | 基本プランで利用可能 |
| ゲームボーイアドバンス Nintendo Classics | GBA作品 | 必要 |
| NINTENDO 64 Nintendo Classics | N64作品 | 必要 |
| ゲームキューブ Nintendo Classics | GC作品 | 必要・Switch 2限定 |
Switchで遊べないポケモン過去作をプレイする方法
Switchに未移植の作品を原作の内容で遊びたい場合は、旧ハードを利用する方法が基本となります。
どの本体を用意すればよいかは、ゲームボーイ、DS、3DSなど作品の世代によって異なります。
中古ソフトは価格差が大きいため、遊びたい作品を決めてから必要な本体を選ぶほうが効率的です。
DS作品は旧本体を使う
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』を原作のまま遊びたい場合は、Nintendo DS系または対応する3DS系本体を利用する方法があります。
特に『ハートゴールド・ソウルシルバー』や『ブラック2・ホワイト2』にはSwitch版がないため、原作を遊ぶには旧ハードの価値が高くなります。
中古購入ではソフトだけでなく、セーブデータの状態や正規品かどうかも確認すると安心です。
- ダイヤモンド・パール
- プラチナ
- ハートゴールド・ソウルシルバー
- ブラック・ホワイト
- ブラック2・ホワイト2
3DS作品は3DS本体が必要
『X・Y』から『ウルトラサン・ウルトラムーン』までの作品をそのまま遊ぶ場合は、ニンテンドー3DS系本体が必要です。
ニンテンドー3DSのニンテンドーeショップではソフトの新規購入が終了しているため、これから始める場合はパッケージ版を探す方法が中心になります。
ホウエン地方を遊びたい人はGBA版『ルビー・サファイア・エメラルド』だけでなく、3DS版『オメガルビー・アルファサファイア』を選択する方法もあります。
| 遊びたい地方 | 候補作品 | 主な本体 |
|---|---|---|
| カロス | X・Y | 3DS |
| ホウエン | ORAS | 3DS |
| アローラ | サン・ムーン | 3DS |
| アローラ | USUM | 3DS |
遊びたい地方から決める
すべての旧本体とソフトを最初から集める必要はなく、まず自分が遊びたい地方や思い出の作品を決めると選択しやすくなります。
カントーであればSwitchだけでも複数の選択肢がありますが、ジョウトやイッシュは旧ハードの必要性が高くなります。
「原作と同じ内容で遊びたいのか」「地方やストーリーを体験できればよいのか」を分けると、必要な出費も大きく変わります。
- カントー:Switchでも選択肢が多い
- ジョウト:旧ハード中心
- ホウエン:GBAまたは3DS中心
- シンオウ:Switchリメイクあり
- イッシュ:旧ハード中心
- カロス:原作は3DS
- アローラ:原作は3DS
過去作からポケモンを最新作へ連れていける?
昔の作品を遊び直す目的が「昔育てたポケモンを最新作へ連れていきたい」という場合は、ゲームを起動できるかだけでなくデータ移動の仕組みも確認する必要があります。
現在のSwitch世代ではPokémon HOMEが作品間をつなぐ中心的なサービスとなっています。
ただし、すべての作品から直接HOMEへ移動できるわけではなく、移動先ソフト側にも受け入れ条件があります。
Pokémon HOMEを利用する
Pokémon HOMEは、対応するポケモン作品で仲間にしたポケモンを預けたり、別の対応作品へ移したりできるサービスです。
Switch作品では『ソード・シールド』『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』『Pokémon LEGENDS アルセウス』『スカーレット・バイオレット』など複数の作品がHOMEに対応しています。
ただし、ゲームごとに登場可能なポケモンが異なるため、HOMEに預けたポケモンを必ず好きな作品へ移せるとは限りません。
- ポケモンを預けられる
- 対応作品間で移動できる
- 作品ごとに対応ポケモンが異なる
- 一方向の移動になる場合がある
ファイアレッド・リーフグリーンも連携予定
2026年にSwitch向けとして復刻された『ファイアレッド・リーフグリーン』は、Pokémon HOMEとの連携が2026年10月に予定されています。
2026年9月時点では連携開始前なので、購入直後からHOMEへ自由にポケモンを送れる状態ではない点に注意しましょう。
連携開始後はSwitch版『ファイアレッド・リーフグリーン』で仲間にしたポケモンをHOMEへ送り、対応するほかのシリーズ作品へ連れていけるようになる予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象作品 | Switch版FRLG |
| HOME連携 | 予定あり |
| 予定時期 | 2026年10月 |
| 利用目的 | ポケモンの移動 |
| 注意点 | 移動先の対応状況が必要 |
昔のセーブデータは別に考える
Switch版『ファイアレッド・リーフグリーン』が発売されたからといって、昔のGBAカートリッジに残っているセーブデータが自動的にSwitch版へ引き継がれるわけではありません。
過去ハードから長い世代をまたいでポケモンを移動する場合は、それぞれの世代で対応していた転送サービスやソフトが必要になることがあります。
昔の手持ちを移したい人と、昔の作品をSwitchで最初から遊び直したい人では必要な環境が異なるため、目的を分けて考えましょう。
- Switch版は新しいセーブデータ
- 旧カートリッジとは別管理
- 転送には対応サービスが必要
- 移動先にも制限あり
Switchでポケモンの過去作を遊ぶなら目的に合う作品を選ぼう
2026年9月現在、Switchでポケモンの過去作をプレイする選択肢は増えていますが、歴代本編を初代から順番にすべて遊べる環境にはなっていません。
特に注目したいのは、2004年のGBA作品を再現した『ファイアレッド・リーフグリーン』が2026年2月からSwitchで配信されており、昔ながらのカントー地方を現行機で楽しめるようになったことです。
初代に近い世界をより現代的な操作で遊びたいなら『Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』、シンオウ地方なら『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』も選べます。
一方で、『金・銀・クリスタル』『ルビー・サファイア・エメラルド』『ハートゴールド・ソウルシルバー』『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』などは、現時点ではSwitchで原作本編をプレイできません。
Nintendo Switch Onlineにもポケモン関連の懐かしい作品はありますが、本編が世代順に揃っているわけではないため、加入すれば歴代作品をすべて遊べると考えないことが大切です。
原作そのものにこだわるならDSや3DSなど旧ハードを使い、地方やストーリーをSwitchで体験したいなら復刻版やリメイクを選ぶと、自分に合った方法でポケモンの歴史を楽しめます。
Switch本体とゲームカードがしっかり収納
