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【iPadやタブレットも修理可能!】

2018/12/09

こんばんは!

iPhone修理と買取のI.C.C.倉敷店」スタッフHです。

お昼を食べる時間すらない!!!

今日もご飯を食べる暇が無いほど修理に明け暮れました。

帰りの車の中でゆっくり食べようっと(笑)

 

さて今日はiPad3の画面交換の依頼を倉敷市岡山県北区からお越しのお客様からいただきました。

角から落としてしまったようで、右下がバキバキに割れていました。

一応、テープで破片が散らばらないように補強はしてありましたけど、子供さんがゲーム用に使っている分危険は多いタブレットですね。

iPad3って結構古いモデルですけど使っている方はまだいるみたいです。

古い端末だと修理することを前提に作られていないような気がして、毎回修理に手こずります。

 

iPad系は毎度のことで、本体の淵をヒートガンで温めながら徐々に画面を剥がしていきます。

Make sure you place the tool in the proper spot—between the plastic display bezel and the front panel glass.

iPad3は本体と画面の間にプラスチック製の淵が有り、このプラスチック製の淵を画面と一緒に剥がしてしまわないように気を付けて作業します。

Keeping the tip of the plastic opening tool wedged between the front glass and plastic bezel, slide a plastic opening pick in the gap, right next to the plastic opening tool.

隙間を少し作ったらそこへピックを差し込んでいき、じわじわ粘着テープを取り外します。

このiPad3で一番気を付けないければいけない場所は、Wifiケーブルがある本体右下です。

The next few steps require extreme caution.

よりによって一番気を付けないといけない場所が一番激しく割れているっていう最悪のパターンです...

ケーブルが割れた破片で傷つかないように、時間をかけてでも慎重に作業します。

画面を本体から外すだけで2時間強はかかっちゃいました。

でも、ケーブルを傷つけることなく出来たんで上出来です!

 

画面を外すと画像のように液晶パネルが出てきます。

液晶パネルは本当に小さな衝撃でも割れてしまう可能性が高いパネルなので、表面に布を被せてゆっくりと持ち上げます。

液晶画面も持ち上げるといよいよ内部がお目見えします。

画像では液晶パネルを倒していますけど、けっこう危険な倒し方ですよ。

本体と繋がっているケーブルがよれてしまっている分コネクターに負荷が掛かってしまいます。

コネクターが壊れてしまうとそこでもうアウト!

基板修理に持ち込まないといけなくなりますから、充分注意します。

 

コネクター部分はラッチと言ってパソコンなんかに使われている特殊な取付方がされています。

素人さんが修理される時はここの部分を壊してしまって修理できなくなるケースが多い場所です。

I.C.C.倉敷店では膨大な修理依頼の中で得た経験からこういった個所の取り外しのノウハウも持っています。

 

本体から画面と液晶画面を取り外したら、今度は淵に残っている粘着テープの残りカスを綺麗にシンナー系の溶剤で拭き取ります。

ちゃんと喚起しながら作業しないと途中で頭がクラ―っとしてくるんで、寒くても換気だけはちゃんとします。

綺麗に拭き取れたら新しい粘着テープを貼り付けます。

iPadはテープで画面と本体がくっついているんで、粘着力が弱いテープだと修理後にいきなり画面が剥がれてしまう事もありますから、強力なテープを使います。

 

新しい画面のテストも完了です。

タッチも問題なく動いていますし、液晶パネルも無事でした。

後は画面で蓋をして数時間重りを乗せれば圧着が出来ます。

image1 (41)

明日、お客様が取りに来られるのでそれまではこのままで待ちます。

iPad3の画面修理ですと税別15,000円

安くは無い修理料金ですけど、割れたままで使うより新しい画面で使いましょう!

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