お客様の声
『iPhone6Sの画面交換! 総社市真壁からのお客様』
2018/08/07
こんにちは!
『iPhone修理のI.C.C.倉敷店』スタッフHです。
禁煙生活4日目
食後の一服がしたいのは何とか我慢というか忘れかけれてます。
でも、いかんせん口が寂しいんで1時間に一度チョコを食べてます(笑)
さぁ、チェーンぎりぎりだった奴がどれだけ耐えるんでしょうね、そしていくら貯まるのか。
さて今回は、iPhone6Sの水没修理の依頼を総社市真壁からのお客様よりいただきました。
お電話でお問い合わせをいただきまして、、、お客様「すいません、iPhoneが水没したんですけど直りますか??」
スタッフ「水没の場合は修理をやってみないと直るかどうかは分かりません、、、直る確率も30%程です」
「水に落としてどれほど経ちましたか?良ければ落とした場所も教えて下さい」
お客様「今朝の4時に海に落としてしまって、それから急いで真水で洗い流しました」
スタッフ「電源を入れたりはしてないですよね?」
お客様「はい、してません。というより浸かった時点で画面は消えてました」
水に浸かったiPhoneが心配で急いで画面を点けようとして電源を入れると、iPhone内部でショートしてしまい基板が焼き切れるかもしれません。
iPhoneが水没してしまったら、まずは絶対電源を入れないでください!
さぁ、中を開けてどれほどサビが浸食しているか見てみましょう。
そんなには激しくないでけど、画面のコネクタが刺さっている場所が赤く変色してますね。。。
真水で洗ってもらっている分、サビの浸食具合はそれほど進んでいませんね、これなら何とかなりそうかな??
お客様からは電話としての機能は直らなくてもいいから、データだけすいだせるようにして欲しいとの事です。
基板と充電ケーブルの受け口が生きていれば、バッテリーと画面の2カ所の交換で済むでしょう。
画面が消えているとはいえ、バッテリーが本体と繋がっていると常に電流がiPhoneに流れている事になるんで、バッテリーのコネクタを外します。
後は全てのパーツをバラして、基盤をエタノールで綺麗に拭きあげます!
サビや汚れがいっぱい付着していますから、拭き残しが無いように掃除して風通しのいい場所で乾燥。
バッテリーは一度水没すると発火や爆発の原因になりますので、再利用はせず廃棄します。
画面のコネクタは意外とサビが回っていなくて綺麗な状態でした、一応エタノールで拭いて乾かします。
乾かしている間に本体の淵に残っている水分や汚れを綿棒やピンセットで取り除きます。
ここまででだいたい2時間はかかったかな?
乾燥が一通り終わったら基盤を本体に組み込んで、動作確認を行います。
ここで画面が映らないと元のパーツは使えないことになりますから、新しいパールに組み替えて画面が映るか探ります。
バッテリーは最初から新しい物を使っているんで、画面か基板のどちらかが壊れてます!
最後の望みを託して新しい画面へ変えて電源を入れてみると、、、
いやー点かない!
なんでだ―
それからいろいろと、画面が映らないか他のパーツをとっかえひっかえ変えてみましたが結局画面は点きませんでした。。。
こういうことも有ります。。。水没の復活率は30%
高い復活率ではないですが、やってみないと直るかどうか分からない修理内容です。
幸いお客様はiCloudでバックアップを取っていたので、機種変更後もデータの復元が出来ます。
小まめなバックアップは重要なんで忘れずに行いましょう!