iPhone関連情報

こんにちは！

『iPhone修理ならI.C.C.倉敷店』スタッフHです。

鼻声はまだ治っていませんが、やっと鼻詰まりが治りました！

ここ数日間で何個のティッシュケースを空にしたことだろう…？？

鼻をかむだけで水分不足になりそうでした。

さて今回は、iPhone5の画面交換依頼を倉敷市からお越しのお客様より頂いたので、修理風景を載せていきます。

あれっ！何度も倉敷店を利用されるお客様です！今日はどうされたのでしょう？

「毎度お世話になってます、これ直りますか？？」

「どうしたんですか！？これ？」

「さっき仕事中にiPhoneが轢かれちゃって…画面ももう映らないんですよ…」

こんなに本体側のフレームが曲がったiPhoneを見るのは初めてです。

写真だと分かりずらいですが、曲がり方が異常です…基盤が壊れていなければ中のデータは生きています。

パソコンにもデータのバックアップは取っていないようだったんで、ひとまず開けて基盤の損傷具合を確認します。

おそるおそる開けて基盤の状態を見てみると…壊れてはいないようですがフレームの曲がり方に合わせて基盤も曲がっています…

せめて基盤がまっすぐできれいな形ならフレームの変形を直して、また基盤を入れ直すことが出来るんですが、今回は基盤自体が曲がっているからフレームを直した所で基盤の歪みは直せません。

無理に直そうとすると今度は基盤が完全に折れて修復不可能になってしまいます。

バッテリーも本体の曲がりに合わせて曲がっていたので扱いに注意が必要です。

リチウムイオンバッテリーは熱や衝撃に弱く、キズを負うと激しい爆発を起こします。

素手の状態で持ってあの爆発が起こったら間違いなく指が全部飛ぶくらい大きな爆発です。

アメリカのiPhone修理店でのバッテリーの爆発が映像として記録されていますが、皆さんの思っている感じの爆発とはモノが違います。

衝撃映像か！ってくらいビックリします。

よく落として倉敷店に持って来られる客様でしたが、今度ばかりは買い替えが必要なようですよ。

さすがに画面が割れたままだとデータの吸い取りは出来ないので、画面だけ新しい物に換え、データを取り出したら直ぐに機種変更してもらえるように修理します。

でも、大丈夫かなー…下面側のコネクタがはまる部分が壊れていなければいいんですけども。

とりあえず古い画面を取り外し、パーツをすべて外します。

画面側のコネクタ部分はそれほど曲がりも多くなく、おそらく新しい画面をつけても問題は起こらないはずです。たぶん。

古い画面から取り外したパーツを新しい画面に移し替えて、下準備は完了！

最後は本体側との相性次第って感じですね…さてどうなることやら。

コネクタは今のところ問題なくしっかりと留まってくれています。バッテリーのコネクタも留めて電源を入れてみます…

おっ！画面は映りました！

色漏れは有りません。後はタッチが出来れば最低限の機能は復活します。

パスコードを入力していくとしっかり反応してくれています。

ホーム画面上でも通常の端末と同じ動きです！奇跡的にボリュームボタンやマナーボタンも生きています！

ただ、画面が新しくなった分本体側との歪みがより分かりやすくなりました…

無理にはめ込もうとすると100％画面の液晶が割れてしまうから、仕方ないですけど今回はテープで画面が動かないように固定します。

作業終了後の写真は撮ってません。

テープで固定した分出来上がりがかなりブサイクになっちゃったんで…あしからず。

お客様にはテープで固定した理由と早めの機種変更をお願いしました。

2つとも納得してもらえたんで良かったです。

でもまさかiPhoneが車に轢かれるとは思いませんでした。日常生活ではなかなか起こらないことですよ！

外傷は大きかったですけど内部の損傷は最小限だったから安心しました。一番ホッとしたのは基盤が無事だったことですね。

データが無事なら何とか救いようがあります。

普通に生活してればiPhoneが車に轢かれることはないと思いますが、みなさんも気をつけましょう！

それでは今回はここまで！ありがとうございました！