iPhone修理ブログ
iPhone・iPadのホームボタンは、端末がエラーを起こした時に使用することがあります。あまり使わない方でも、いざという時の為に故障したら直しておきましょう。 iPhone修理のI.C.C岡山倉敷店です。
2024/03/18
みなさんこんにちは、iPhone修理のI.C.C岡山倉敷店です。
最近は暖かい日が増えてきたような気がします、もうすぐ春ですね。
これからだんだんと暖かくなってきますが、季節の変わり目はやはり体調を崩しやすいもの。
インフルエンザも流行っているようですし、体調管理には気を付けて過ごしましょう。
さて、本日は無くなって久しいホームボタンのお話を一つ…。
昔の世代のiPhone・iPadには、ホームボタンが付いていました。
ホームボタンを押すことでホーム画面に戻ったり、指紋認証の機能がついてたりと、重要な役割を果たしていました。
最近のiPhone・iPadになると指紋認証は顔認証に変わり、ホーム画面に戻るのも画面を下から上にスワイプするだけで済むので、iPhoneSEシリーズ以外では見かけない代物になります。
とはいえ、ホームボタンが付いている世代のiPhone・iPadを使われている方はまだまだ多いです。
当店にもホームボタンがある世代の修理を持ち込まれることがあるのですが、たまにですがホームボタンが故障しているお客様がいらっしゃることも。
実はこのホームボタンですが、物理的なボタンを押さなくても画面上に仮のホームボタンを表示させて、それを代わりに使う事が出来るのです。
その為、ホームボタンの故障は直さなくてもいい、というお客様が割と多かったりします。
ですが、当店としてはホームボタンの故障があったらきちんと直すことをオススメします…なぜなら、物理的なボタンを使わないといけない重要な場面があるからです。
iPhone・iPadには、リカバリーモードと呼ばれるデータ修復の為に使うモードがあります。
端末に不具合が発生した時に、パソコンに接続した状態でリカバリーモードに入ることにより、iTunesを経由して端末の再アップデートや初期化が行えるようになります。
リンゴループの発生や、画面がフリーズする等、電源は着くが端末が使えない状態に陥った時に有効的な修復方法で、これで直せる不具合もあります。
このリカバリーモードに入る時なんですが…iPhone6以前とiPadのホームボタンが付いている世代は、ホームボタンを押す動作も要求されます。
勿論、リカバリーモードに入る動作には仮想のホームボタンを使う事は出来ません…その為、もしホームボタンが壊れて使えないという状態だと、リカバリーモードで直せるものも直せなくなってしまうのです。
修理を後回しにしていると、いざという時に困る可能性は非常に高くなってしまうわけですね。
ホームボタンの修理自体は、そこまで難しいものではありません。
ホームボタンを交換すればすぐに使えるようになりますし、故障の内容によってはパネルを交換することで直る、ということもあったりします。
しかし一つ注意して欲しいのは、ホームボタンを交換した場合、指紋認証が使えなくなってしまいます。
指紋認証のデータはホームボタンと端末で紐付けされており、例え純正品でも別の部品を付けると指紋認証が使えないように出来ています。
ホームボタン交換を検討される際には、指紋認証が使えなくなることも念頭に入れておきましょう。