iPhone関連情報

　みなさんこんにちは、iPhone修理のI.C.C岡山倉敷店です。

iPhone修理…と言いつつも、iPadやAndroidの修理も受け付けていますよ～。

ただ、iPhoneに比べるとどちらも非常に手間で時間がかかる！

iPhoneだったら大抵の修理作業は大体１～２時間以内で収まるところですが、iPadとAndroidはそうはいかない！

３時間越えはざらにあり、機種によっては下手すれば１日使う事も有ったり…なかなか作業に骨が折れる連中です。

何故iPhoneと違ってこんなに時間がかかるのか…実はこの２つ、時間がかかる理由に意外と共通点があります。

　まず１つは、本体とパネルの固定にネジやツメが使われていないという点です。

iPhoneの場合は、パネル周囲にベゼルと呼ばれる部分があり、本体の出っ張りに引っ掻けるためのツメが付いています。

また、パネルの下側には２本の特殊なネジを入れるためのネジ穴もある為、これらと防水テープによってiPhoneのパネルはしっかりと固定されています。

それに対して、iPadとAndroidのパネルは、ネジもツメも一切使われていません。

パネルを固定するのに使われているのは強力な接着剤のみで…その為、分解するのが非常に手間になっています。

iPhoneであれば、下側についているネジ２本を外し、パネルを温めて防水テープを緩めることで、比較的容易にパネルが剥がせます。

しかし、iPadとAndroidはこの強力な接着剤のお陰で少し温めただけではパネルを剥がすことは出来ません。

パネルをしっかりと温めた後、薄いヘラやピックなどを使って接着剤を切っていかないと、パネルを剥がすことが出来ないのです。

慎重にやらないとパネルを傷つけたり、最悪破損させてパネルが使えなくなる可能性もあるので、ここは本当に慎重にやらないといけないところです。

その為、パネルを剥がすだけでもiPhoneよりも大幅に時間がかかるのです。

　２つ目は、機種によって内部の構造が複雑なものがあるという点です。

iPhoneだと本体内部の構造は似通っているものが多く、分解するのも容易な作りになっています。

iPadやAndroidも簡単な構造のものは分解が簡単ですが、中にはバッテリーを外すだけ、パネルを交換するだけでも基板を外さないといけないような機種があります。

これらの機種は部品を交換するだけでも相当な時間がかかることもあります…やはり慎重にやらないと、故障させる可能性がありますので。

なので、複雑な構造の機種にあたると、即日修理は大分難しくなります…当店では事前に修理方法を調べてから作業時間をご案内していますが、難しいものになると次の日にお渡しになることも。

　そして３つ目は、パネルの再取付にも時間がかかる点です。

iPadとAndroidのパネルの固定に強力な接着剤が使われていると説明しましたが、取り付ける時にも同様にしっかりと固定しないといけません。

当店の場合はフレームの縁に強力な両面テープを貼り付けて固定しているのですが…これがしっかり固定されるまで時間がかかります。

パネルを取り付けた後、テープで固定している部分をしっかりと押さえて１時間弱…本当は２４時間押さえた方がよいのですが、１時間でも充分固定されます。

長い時間をかけて分解し、長い時間をかけてパネルを固定し…そしてようやく、iPadとAndroidの修理が完了するのです。

　iPadとAndroidについては、本当に修理に時間がかかります。

営業時間の早いうちにご来店頂ければ、機種によっては即日でお返しできますが、遅い時間になると基本は次の日のお渡しとなります。

急ぎで修理をしたい！即日じゃないと困る！という方は、ご来店の時間にご注意くださいませ。