iPhone関連情報

　こんにちは、iPhone修理のI.C.C岡山倉敷店です。

今日は天気がいいですね、ちょっと風が強い気もしますが。

土曜日な事もあってお出かけにはちょうどいい天気かも？

外出した時にもしもスマホのトラブルがありましたら、当店の事を思い出して頂けると幸いです。

土・日も元気に営業していますので、お気軽にお問合せくださいませ～。

　最近、iPadの修理がよく持ち込まれます。

ガラス割れだったり、バッテリー不良だったりと症状は様々なのですが、iPadは修理に時間をかけるので沢山持ち込まれると結構大変で…。

一つ直すのに３時間くらいかかることもあるので、iPadの修理ばかりして営業終了時間になりました、なんてこともたまにあったりします。

どうしてiPadの修理はそんなに時間がかかるのか…iPadはああ見えて、iPhone以上に繊細で慎重に作業しないといけない部分が多いからです。

　ipadを分解する際には、ガラスパネル、液晶パネル、基板、バッテリーの順番で外していきます。

タッチするガラスパネルの下に液晶パネルがあり、その下に基板とバッテリーがあるという構造です。

基板が液晶パネルの下にあるという構造上、ガラスパネルを交換する時も液晶パネルを外す必要があります。

このパネルの取り外しが非常に厄介でして…このガラスパネルが非常に薄い作りな上に、フレームに粘着テープでがっちりと固定されています。

無理に力を入れようものならすぐに割れるほど脆いですので、テープをしっかりと温めながら慎重に剥がしていくしかありません。

これだけでも結構気を遣わないといけないのに、更にすぐ下には液晶パネルが存在しています。

映像を出力する面が剥き出しになっているので、ちょいとでも間違いがあるとこちらもすぐに傷が入ってしまい、最悪映像が映らなくなります。

この二つだけでも胃が痛くなりそうな思いをしそうになるのですが、更に更に、iPadのフレーム上下付近も気を付けないといけないのです。

上部分にはフロントカメラ、下部分にはケーブルやホームボタンがありますので、この辺りも慎重に作業しないと最悪パーツを傷つけて壊してしまう可能性があります。

ガラスパネルを一つ分解するだけでもこれだけ気を付けることがありますので…本当に集中力を使います。(泣)

たっぷりと時間をかけてiPadのガラスパネルを外してから…ようやく、液晶やバッテリーなどに手を付けれるようになるわけです。

　一番厄介なガラスパネルが外せたから後は楽！というわけにもいかないのがiPad。

液晶パネルは取り扱い方を気を付ける必要はありますが、外すのは簡単です。

しかしその下には…ガラスパネルの次に厄介な、バッテリーの取り外しが待っています。

バッテリーなんですが、基本的にiPhoneのように基板にケーブルが繋がっているという形ではなく、基板とバッテリーが直接繋がっているような形になっています。

バッテリーの金属部分の上に、基板を被せて…という接続の仕方ですので、バッテリーを外すためには基板を持ち上げないといけません。

勿論この基板とバッテリーも粘着テープで強力にフレームに貼り付いているので…本当に苦労します。

３時間の作業時間の内およそ１時間くらいは、この分解作業だけで持って行かれることがありますね。

みなさんもiPadを分解するときは、時間に余裕をもって慎重に作業しましょう…本当に壊れやすいので。