iPhone修理ブログ
バッテリー膨脹は劣化と共に起きますよ!!交換はI.C.C倉敷店で!
2022/11/13
こんにちは!iPhone修理、ケース販売のI.C.C倉敷店です!!
何だか使っているスマホのパネルが浮いてきた...
よく見てみるとバッテリーが膨れ上がってそこからパネルを押し上げているなんてことも!?
バッテリーの膨張はなぜ起きるのか?
バッテリーが不良品だからではなくバッテリーの材料の劣化に伴うガスの発生が原因です。
そのガスが電池内部に溜まりパンパンに膨張してしまうのですね。
このガスは通常使用を行っていても発生する物です。ですが通常使用での発生は微量です。ではバッテリーが膨張するほどのガスの発生のどうやって起きるのでしょうか?
※膨張したバッテリーからこのガスを抜こうとすると酸素との結合反応で発火の恐れがあります。膨張したバッテリーに穴をあける行為は大変危険です。
※針などを刺そうとする動画も見られますが非常に危険なので絶対に試さないでください
ガスが大量に発生するのは過充電、過放電です。
過充電とは、電池の容量が100%を超えてからもさらにエネルギーを詰め込もうと充電してしまう状態のことです。
ですが最近の商品は通常、バッテリーが100%になると制御回路が電池への給電をストップさせます。
原因として多いのが過放電です。
過放電とは、電池の容量が0%を表示している状態からさらにエネルギーを取り出そうと放電してしまう状態のことです。
リチウムイオン電池には「自己放電」という特性があり、使用していない状態でも電池の容量は徐々に減っていきます。また、機器によっては内部回路を動作させるために電源オフの状態でも電力消費が発生する場合もあります。
この状態が非常にガスが発生します。
その為、iPhoneなどを保管する際はバッテリーを50%ほど残してから保管しましょう。長期間の保管でバッテリーを0%のままにしていると過放電でバッテリーの膨張を招きやすいです。
また上記2つ以外に電池の温度が高いことも劣化を加速させる要因となります。
温度が高いほどガスが発生しやすいです、電池においても温度が高いほど劣化が早く進行してしまいます。炎天下などの高温環境下、充電しながらの操作など、電池の温度を高くするような使用方法は控えましょう。
また落下の衝撃でバッテリーに損傷を与えてしまうこともあります。一見無事に見えても内部には確実にダメージが蓄積されていくのでお気を付け下さい。
Galaxynote7でバッテリーの設計上の問題で発火や爆発の事故が相次いだのが記憶に新しいですが、リチウムイオンバッテリーは間違った扱いをすると発火する可能性があるものというのは覚えておいて損は無いと思います。
I.C.C倉敷店ではiPhoneバッテリー交換を即日対応で承っております。
お時間最短30分からとなっておりますのでお気軽にお問い合わせください。