災害時だけでなく急な病気や怪我、事故など身の危険を感じた時に、すぐに救急車や警察を呼べる機能があればとても便利です。
スマホでいざ通報しようとしても、画面のロックを解除したり、電話アプリを開いて番号を入力する手間も時間もかかり、僅かな時間が命取りとなってしまうこともあります。
そんな時に是非知っておきたいのが、iPhoneの緊急SOSです。
- iOS 11以降に搭載された緊急時に特定の部署へ通報できる機能
- 画面ロック解除不要ですぐに通報することができる
- サイドボタンと音量ボタンのどちらかを一緒に長押しorサイドボタンを5回押して起動できる
- 3秒間警告音を流し自動的に通報する機能も搭載している
緊急SOSは、災害や事故、怪我、病気などの緊急時にすぐに通報することができるツールです。
画面ロックの解除も電話番号の入力も必要なく、ただ通報するだけでなく自動通報できるなど機能もさまざまであることが特徴です。
災害の多い日本ですし、交通事故や火事、水難事故などいつ自分の身に降りかかるかわからないことがたくさんあります。
万が一の時に冷静に対処することができるように、事前にiPhoneの緊急SOSの使い方をマスターしておきましょう。
1 iPhoneの緊急SOSの機能
まず、iPhoneの緊急SOSはどのようなものなのか、どのような機能があるのかについて解説をします。
iPhoneの緊急SOSは、その名前の通り、緊急時に適切な部署へすぐに通報ができるようにと搭載されたツールです。これは、iOS 11以降のiPhoneに搭載されています。
iOS 11以前のiPhoneにも同じよなツールが搭載されていましたが、あくまで画面ロックを解除せずに電話番号を入力して発信できるという機能でした。
つまり、電話番号は自分で入力する手間があったのです。
しかし現在では、画面ロックを解除せずに、そして通報すべき部署を一覧からすぐにタップして発信できるようになりました。
そんなiPhoneの緊急SOSの機能について詳しく見ていきましょう。