iPhone修理ブログ
『iOS11.3でバッテリーの性能確認』
2018/04/03
こんにちは!
≪iPhone修理のI.C.C.倉敷店≫新人スタッフHです。
久しぶりにゴルフの練習に行ったら筋肉痛になりました…腰が痛い。
座り仕事なんでどうしても足腰が弱りますね(笑)筋トレしないと!
今回は新しくアップデートされたiOS11.3。AR機能やアニ文字の強化、ビジネスチャットやヘルスケアアプリの健康記録機能の追加など、さまざまな改善や機能追加、不具合修正が行われています。
そんな中でもやはり最も注目したいのは昨年末から話題となっていた使っているうちにバッテリーが劣化したときにピーク性能を落とす機能が「iPhone 6」シリーズ以降の「iPhone」で導入されている問題に対し、iOS 11.3ではこの機能をオフにできるようになったことでしょう。
また合わせてiPhone 6シリーズ以降ではバッテリーの劣化状況も最大容量のパーセントとして確認できるようになっています。
今回はそんな新たに追加された「バッテリーの状態(ベータ)」機能について紹介したいと思います。
まず、バッテリーの状態(ベータ)が利用できるのは、バッテリー劣化時にピーク性能を落とす機能が導入されているiPhone 6シリーズ以降のiPhoneのみとなります。
現時点では最新の「iPhone 8」や「iPhone 8 Plus」、「iPhone X」についてはピーク性能を落とす機能は導入されていませんが、利用できるようになっているため、恐らく今後、どこかのタイミングで対象になるのではないかと思います。
そのため、機種としてはiPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xの10機種。それ以前のiPhone 5sやiPadシリーズ、iPod touchシリーズでは利用できません。
あらあら、私が使っている5Sは蚊帳の外ですか…まぁ充分使えるしいいか!
バッテリーの状態(ベータ)は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態(ベータ)」から確認できます。表示されるのは「最大容量」がパーセントで、そしてその下に「ピークパフォーマンス性能」の状態が示されています。
バッテリーの劣化が少なく、正常な場合には上記のiPhone 8のように「お使いのバッテリーは、現在、標準のピークパフォーマンスに対応しています。」と表示されます。
一方、バッテリーが劣化していてピーク性能が落とされている場合には上記のiPhone 6のように「この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。この現象が再度発生しないように、パフォーマンス管理が適用されました。無効にする…」と表示されて「無効にする…」の部分が青色になってボタンになっています。
ここでもしピーク性能を落とさないようにしたい場合には「無効にする…」の部分をタップするとオフにできます。ただし、一度オフにした場合には再び手動でオンにはできないのでご注意ください。
ただし、オフにした場合でも次にまた突然シャットダウン(強制終了)が起きると、自動的に再びオンになり、再度「無効にする…」ボタンが現れるということです。
なお、オフにしている場合にはバッテリーの状態(ベータ)のピークパフォーマンス性能部分には「この iPhone で、必要なピーク電力をバッテリーが供給できなくなったため、突然のシャットダウンが発生しました。パフォーマンス管理による保護を手動で無効にしています。」と表示されます。
このことから恐らく単純に最大容量のパーセントだけでなく、ある程度パーセントが低くなってきた場合に突然シャットダウンしたことがあるとピーク性能が落とされる機能がオンになるようになっているのではないのかなと思われます。
なので、最大容量が90%以上あるから大丈夫と思っていても突然シャットダウンが起きた際にはその後にピーク性能が落とされる機能がオンになっていないか確認してみたほうが良いかもしれませんね。
この機能が入るまでは、専用のバッテリーチェッカーアプリをダウンロードしなくてはいけませんでしたが、『設定』の項目に入っているのなら便利です。
バッテリーのパフォーマンスに不安をお持ちの方は、早速この「バッテリーの状態(ベータ)」を使ってみてはいかがでしょうか!