iPhone修理ブログ
相手の声が聞こえない…もしかしてスピーカーの故障かも?I.C.C岡山倉敷店です。
2023/12/28
みなさんこんにちは、iPhone修理のI.C.C岡山倉敷店です。
今年も残すところあと4日…2023年も残りわずかです。
個人的にも色々なことがあったせいか、あっという間に1年が過ぎて行ったような気がします…あと秋が無かったような気が。(笑)
今日で仕事納めのところが多いようですが、当店は30日まで営業しておりますので、今年最後までよろしくお願い致します。
ということで、今日も修理の話をしていきまっしょい!
みなさんは、イヤースピーカーという部品をご存知でしょうか?
読んで字のごとく耳のスピーカー…つまり電話の耳元で音を出すスピーカーのことになります。
これが無いと勿論相手の声が聞こえませんので、電話をする上では非常に重要な部品になります。
ですので、相手の声が聞こえないという症状が出ますと、まず最初にこのスピーカーの故障を疑うことになります。
ですが…このスピーカーが壊れることで、もっと困ったことになったりします。
みなさんもよく聞いたことがあるでしょうリンゴループ、iOSの更新失敗やらバッテリーの故障やら、色々な原因で発生する厄介なやつです。
なんとイヤースピーカーの故障によっても、このリンゴループが発生することがあるようです。
まあたかがイヤースピーカーと言っても重要なセンサーが一緒に付いていますので、iPhoneを正常に起動させるのに重要な部品でもあるのでしょうね。
とはいえリンゴループが発生する以上、これをどうにかしないとiPhoneをまともに使えませんので…当店では基本的に二通りの方法を提示しています。
一つは、イヤースピーカーを取ってしまう事。
そんなことをすれば耳元のスピーカーは鳴らなくなるのですが、リンゴループを止めることが出来ます。
こちらですと作業代しかかからないので修理が安価で済みます、意外とこっちを選ぶ人は多いです。
通常の電話よりもLINEで連絡を良く使うからという人もいますし、あるいはイヤホンを付けたり、別のスピーカーを使って通話をしたりなど、代替手段があるからです。
もう一つは、イヤースピーカーを取り換える事です。
こちらの方が部品代もあるので料金はかかりますが、いつも通りに電話を使うことが出来ます。
電話をメインに使う方は、パーツの取り替えを希望されることが多いですね…ただし、一つ注意点が。
iPhoneX以降のFaceIDが付いているものに関しては、ここを取り換えることでFaceIDが使えなくなります。
イヤースピーカーとiPhoneはそれぞれ紐付けされているので、別のパーツを付けると使用出来なくなる仕組みになっているのです。
ちょっと厄介な仕様でもありますが、それだけ重要なパーツでもあるわけですね…当然ですが取ってしまった場合もFaceIDは使えなくなります。
FaceIDをあまり使わない方ならそこまで気にするような事ではないかもしれませんが、使っている方は修理する前に注意しましょう。