iPhone修理ブログ
『switchによく発生する物理ウィルスについて I.C.C.倉敷店』
2020/06/07
こんにちは!
『iPhone修理と買取のI.C.C.倉敷店』スタッフHです。
先月まで営業時間の短縮があって、それまで12時オープンだったので今日は出勤時間を間違えそうになりました(笑)
今月は普段通りの11時オープンの19時クローズで営業再開中ですよ!
さて今日は、任天堂switchに起こっている『物理ウィルス』について書いていこうと思います。
switchをプレイしようとカセットを挿入したところ、画面に『このカセットは読み込めません』という文字が表示されたことはありませんか?
もしくは友達のswitchで同じ症状が発生したとか?
この症状から考えられる原因は2択あります。
①カセットの金属部分に汚れが付着して反応していない。
ゲームカセットの裏側を見てもらえると金色のプレートが見えると思います。そこは本体との接点部分なんです。
金属部分がくすんで見えたりシミの様な痕があるとカセットの読み込みがうまくいかないこともあります。
この時の対処方法は、カセットを本体に軽く差し込み、何度か出し入れします。
こうすることによりカセットと本体の接点が擦れて、汚れが削り取られます。もしくは綿棒にエタノールを浸み込ませて金属部分を軽く拭く。
※力任せに擦ったり、エタノールではなく水を使わないでください。逆効果でカセットが壊れてしまいます。
②本体のカセット読み込み部分の故障。
カセット差込部分を覗いてもらうと、金属ピンが十数本見えると思います。
このピンが曲がっていたり折れていたりすると、カセットの読み込みが出来なくなります。
曲がったり折れてしまう原因としてはカセットの抜き挿しの際に斜めにしてしまったり、カセット側の故障が考えられます。
ここで今日の題名にもなっている『物理ウィルス』の登場です。
『物理ウィルス』の簡単な説明をすると、
カセットの故障(物理的)により本体に不具合が出てきてしまう(ウィルスが発生)というものです。
カセットの物理的な故障内容としては、金属部分をセパレートしている黒いプラスチック部分の破損です。
折れているカセットは見ただけですぐ分かると思うので、気になられた方はお持ちのカセットをチェックしてみてもいいかもしれません。
※壊れているカセットは無理に直そうとはせず破棄してください。もったいないかもしれませんがカセット1枚のせいで本体が壊れることを考えれば安いものです。
そしてこの「物理ウィルス」のもっとも質の悪い部分は、借りたカセットからでも発症するということです。
友達から借りたカセットからでも不具合が出てきたり、自分の貸したカセットからでも発症します。
もし、友達からカセットを貸してもらう際には一度裏側をチェックしてから遊んでください。
自分のカセットで自分の本体が壊れたのならある程度納得は出来ると思いますが、逆の場合だと非常に心苦しいですからね。
switch自体の耐久力は皆さんが思われているほど高くは無いと思っていただいた方がいいかもしれません。
実際、先月のswitchの修理件数は各店平均で10件は超えていましたから。
プレイされる年齢層が広い分、使用上の注意が出来る時と出来ない時があるかもしれません。
ですが、日頃からカセットのチェックや大事に扱うことを心がければもう少し故障件数を減らせるかもしれません。