iPhone関連情報

こんにちは!

《iPhone修理のI.C.C.倉敷店》新人スタッフHです。

今年に入って勉強することが楽しくて、楽しくてしょうがないです!今は世界情勢について池上彰さんが書かれた本を読み漁っています。

勉強していると１日が凄く短く感じてしまいまって、学生時代の自分からは想像もできないほどです(笑)

さぁ今回は、iPhone7の水没クリーニングの依頼を倉敷市中庄からお越しのお客様から頂いたので、修理風景を載せていきます。

お客様の話では「昨日お風呂の中で、iPhoneをジップロックに入れていじっていたらいつのまにかジップロックの蓋が開いていてシャワーがかかってしまった」そうです。

シャワーがかかってすぐは画面も点いていたそうですが、しばらくすると画面に縦じまが入ってしまい、最後には右下の部分にシミが出て来てしまったということです。

スタッフH「お、お風呂でiPhoneをいじってたんですか?危ないですよ!」

そう、いくらジップロックに入れようが、iPhone7に防水機能があろうが場所がお風呂では防ぎようがありません…

幸いお客様が電源を切った状態で持って来られたので、内部でショートはしていないと思います。

サビが浮いていないことを願いながら開けていきましょう。

基盤を取り外してある程度ばらした状態の画像です。見にくいですが本体と画面の下側に水分が集中して残っていました。

基盤部分にはそれほど水気は無く、霧吹きを吹きかけたぐらいの水分だけでした。

大事な基盤は生きていそうですね。問題は充電やデータ移行するのに大切な、ライトニングコネクターが死んでいないかです。

通電していそうな金属部分はエタノールで水気を飛ばしていきながら、汚れも一緒に拭いていきます。

一緒に、ショートしないようコネクター部分も綺麗に拭き取り水垢をなくします。

切り離した画面は、ホームボタンのところにだいぶ水分が残っていましたが、サビはまだ浮いてきていませんでした。これならまだ指紋認証機能は助かっている可能性が高いです。

ホームボタンを取り外し、水分を拭き取ってエタノールで綺麗にします。

次は画面を守っているヒートシンクプレートを外し、プレートと画面の間の水分を拭き取ります。

液晶右下の部分にサビが浮いてきていたので、もしかしたら画面は交換になってしまうかもしれません。ですが、まだ画面が死んでしまっているかどうかは分からないので綺麗に掃除していきます。

最後はバッテリーのクリーニングですが、どうも傷みが一番激しいようです。iPhone7なので購入から2年は経っていなはずなのに膨張が確認できます。

これはバッテリーまで交換しなければ交換しなければならなくなってきましたようです。

シールを剥がして裏面も確認しましたが、けっこうシワが寄っています。バッテリー不良の場合はこういったシワが多いです。

クリーニングは大体済んだので、今度は元あった場所に組み直します。

バッテリーはどうしてもこのままでは心配だったので、お客様に聞いて新しいものと交換してテストします。

点いてくれました!が、やはり画面右下のサビが浮いていた場所に光漏れがあります。気にしなければ使えそうですがちょっと気にはなりますね。

ですが、タッチ操作のテストでは光漏れしていた部分でもしっかり動いていました。

お客様は『これ位の光なら問題なし!タッチが効くなら使います!』

良かった良かった、画面を交換しなくても済みました。

通話確認も問題なし!

　今回はバッテリーのみの交換でした。

修理料金は水没クリーニング代税別3,500円+バッテリー交換代税別6,000円

合計10,260円

水没でこの費用なら安く済みました。

大事なデータを失わなくて良かったですね!

皆さんもお風呂でiPhoneをいじるのは絶対にいけませんよ!今回は奇跡的に助かりましたが、基本的に水没してからの復旧確率は30%だと言われています。

画面を交換しようがバッテリーを付け替えても反応しないこともあります。

日頃から小まめなバックアップを心掛けていれば、もしもの時も大事なデータだけは安心です。

それでは今回はここまで!ありがとうございました!